このたびの東日本大震災により被災されました皆様や被災者に関係する皆様に、心からのお見舞いを申し上げます。皆様のご健康と、一刻も早い復興を心からお祈り申し上げます。

第2次中期計画の最終年度となりました。なかなか計画通りとはいきませんが、今年度も目標を持って取り組みたいと思っております。

同じことを繰り返していても、結果は改善されないように思います。いろいろと試しながら、結果を追求していく所存です。お世話になっております皆々様には、ご協力のほどを宜しくお願いします。

社員数も計画通りに増えませんが、今年度もキャリア採用を継続し、20名以上の体制を目標にしております。

売上目標は、多少でも前年度を上まれば良しと考えております。

経常利益については、キャリア採用や新卒の採用費や教育費などを考慮し、引き続き、±0を目標にしております。

社員には、まず、SEであることを自覚し、この先、将来もこの業界で食べていくことを考え、行動することを求めております。

SEとして、お客さまに恥じない技術、力を身に付けること。そのために、日々、何を行っていくのか、目の前の業務だけでなく、普段の生活の中にも、いくらかの時間と努力を費やすことを即しております。

自分の将来のために、これからのキャリアプランを、会社とともに描いていくように取り組んでまいります。

作業一つをとっても、その行動も、何か意図があってのことを期待しています。漠然とやり過ごすのではなく、その意義を考えて行動するようにいたします。

数字や提示したものについては、その根拠を示すようにします。なんとなくではなく、考えた、検討した結果であることを提示することを心がけてまいります。

失敗やミスも付きものですが、再度、同じことが起きなように、常に考え、対処してまいります。

給料は、会社が労働に対する対価として、支払うものかもしれません。その給料の出所がどこかというと、お客様から頂いていることは、明白です。

自分の価値観を高め、お客様に恥じないような給料を頂けるように、社員一人一人が日々努力してまいります。

社員個人と同様に、トライアンフという会社も、その存在意義を見出してまいります。

社員にとっても、お客様にとっても、存在価値の有る会社であることを目指しております。

そのためにも、社員個人だけでなく、会社自身も、少しでも成長していくように努めてまいります。

本年度も、ご指導、ご鞭撻のほどを宜しくお願い申し上げます。

株式会社トライアンフ 代表取締役栗原 建成